2008年 09月 16日
ダークグレイな空。 |
最近、歌詞を書いていて、ふと思った事がある。
Other99にしても、All that groovingにしても、更にLIVING EDGE、
自主制作一枚目で創ったヒズミにしても共通したものがあった。
それは前向きな歌詞がひとつも無い事。
全て自虐的か退廃的でネガティブなものばかりだった。
特にそれを意識している訳ではなく、その時の気分や思ってる事、
またはそれにリンクさせた物語を自分で描いて歌詞にしていた。
そうして書いてきた歌詞を振り返って見てみると晴れ晴れしたような物は皆無だ。
昔、誰かがこんな事を言っていたのを思い出した。
「睡眠時に見る夢はその人の無意識の心の中を映している。」
自分が見る夢はガキの頃からカラーで、いつも重い曇り空か雨が降っている。
夢の中の空のイメージは「重い灰色」だ。
そう考えると、晴れた空のような歌詞が書けないのもなんとなく分かる気がする。
自分にとって音楽は一つの表現方法であるとともにライフスタイルでもある。
よくある「Punk=反社会的」だけの構図では収まらない。
怒り、悲しみ、反発、挑発といった感情を音に乗せて表現できる上に
生きていく活力にもなっている。 普段の表現力に乏しい日本人には、
まして自分のようなタイプの人間には非常に有効な手段だ。
でも、書く歌詞は暗い(笑)
たぶんこの先もポジティブで晴れ晴れしたような歌詞は書かないだろう。
いや、書けないと言った方が正しいかな。
この際、誰もが触れたくない人間の心の闇の底辺でドロドロしてる部分を
さらけ出すような歌詞を書いてみようと思う。
たぶん、意味不明の歌詞で理解に苦しむ内容だとは思うが。。。
by yoshi_gin
| 2008-09-16 13:45
| 独り言